姜 秀軟かん すよん

撮影所事業部門 撮影所事業部
スタジオ営業チーム

2015年入社

現在の仕事内容

日活の歴史が詰まった現場、調布の撮影所でスタジオ営業チームに所属しています。

スタジオ営業チームは、CM・映画・ドラマなどの制作のために、撮影所にある「スタジオ」や「編集室」などの施設利用を希望するお客様に対して、日程を調整したり、ご予算の相談に対応する仕事です。

単に貸し出すだけでは無く、最適な機材や美術の小道具の提案もして、現場がうまく回るよう調整役を務めます。チーム全体、撮影所全体で案件を共有し、撮影所を利用するお客様が満足できるようサービスを作り上げています。

思い出深い仕事・仕事のやりがい

去年10月に担当した、ミュージックビデオの撮影の案件が一番印象に残っています。

当初打ち合わせしていた内容より、随分と大掛かりな撮影になり、スタジオには100機ほどの照明を点けて、更に、スタジオ内に雨を降らすという演出でした。

雨で機材が壊れないよう、電線などをビニールで覆っているか、床は水浸しにならないか、など、現場での調整に苦労しました。

とても大変な現場で、撮影日は、1日中緊張していました…。でも、このミュージックビデオが完成し、世の中に出た時は、自分もこの作品を手がけた一員なのだと、仕事にやりがいを感じた思い出です。


また、先日自分が映像の色を調整する「カラーコーディネーター」と呼ばれる形で参加した映画の試写会がありました。映画のエンドロールに、自分の名前がありました。担当者の一人として、自分の名前が紹介されたんです。この時は、すごく嬉しかったです。大きなやりがいを感じました。

日本の映画業界に興味を持った理由

私は韓国出身なのですが、韓国では芸術高校に通い、美術学部で韓国の伝統絵画を専攻していました。しかし、将来は、アニメーションをやりたいと思っていて、それならば本場の日本に行くしかないと考えました。そういった理由から日本の美術大学に進学しました。

入学した学部は、アニメーションは元より、実写映像もできる学部でした。
「サザエさんの一話を実写化する」という課題もありました。実写映像の製作をするうちに、自分には
アニメよりも実写映像の方が向いていると思うようになりました。

授業では、企画も編集も経験しましたが、自分は特段演出が優れている訳でもなく、編集が上手い訳でもありませんでした。一番楽しかったのは、一つの作品について、予算管理などをしている時でした。
その経験からプロデューサー、特に海外で作品を作るプロデューサーになりたいと思いました。

日活を志望した理由・将来の目標

就職活動の情報を得るために、大学の就職課に毎日通っていました。
ある時、友人から「日活は面白い会社だよ」と教えてもらい、興味を持ったのがきっかけです。
それから、日活のHPを見て海外との共同製作に積極的に取り組んでいることを知り、これだ!と
思ったのです。

面接では、「韓国のコンテンツは、中国やアジアに対して、影響力がある。まずは韓国との共同製作で道を開拓し、その後、コンテンツを中国やインドに売り込めば、世界に広がるのではないか。その役割を韓国人として担いたい。」などと訴えました。

こうして日活に入社しました。日活の中で、韓国人の自分だからこそ何かできることがあるのではないかと思っています。韓国との共同製作をプロデュースすることが、当面の目標です。

最終的には、色々な国との共同製作を企画できるプロデューサーになれれば最高です。
学生のときは遠い世界だったのですが、日活に入ったことで一歩、夢に近づきました。
きっかけをくれた、友人にはとても感謝しています。

学生に伝えたい「日活の魅力」

私の上司は、「仕事は楽しくなかったらダメ」といつも言っています。「こうしたら現場を改善できるのではないか」「こうしたら、もっと面白い作品が作れるのではないか」というテーマについて、新人でもどんどんプレゼンができる環境にあります。若手でも意見を言える場があるのです。すごく風通しの良い職場だと実感しています。

学生へのメッセージ

入社前の自分にアドバイスするとしたら、「やりたいと思ったことは思い切りやれ!」と言いたいです。

社会人になると、物理的、時間的にできないことが沢山あります。
学生の時やっておけば良かったと後悔をすることも多いです。

学生の時は金銭的に厳しいとか、課題が忙しいからと言い訳をしていたことが、
今、振り返ってみると、十分にできたはずだと思えることが沢山あります。
だからこそ、学生の皆さんには、自分に言い訳をして諦める前に「どうすれば出来るのか、
そのために何をすればいいのか」を考え、思いきりやってみた方が絶対後悔しない!と伝えたいです。

私は、今もその気持ちを大切に仕事をしています。


※2017年3月1日より【映像事業部門 企画編成部】に異動

一日の流れ